お詫びと訂正

シナリオ集『animosity-憎悪-』の一部記載漏れのお詫びと訂正について

当サークルのシナリオ集を手にとっていただき、誠にありがとうございます。シナリオ集に一部記載漏れがございました。ご迷惑おかけしましたことを謹んでお詫び申し上げます。記載漏れ箇所は以下のとおりです。

シナリオ『怨恨の果てに』13.エンディングに、◆ED5の記載が抜けてしまっていました。以下に全文を記載致します。

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◆ED5 HAPPY END
神様の贈り物
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探索者達が呆然としていると、黒百合は棺に向かって駆け寄る。
そして勢いよく棺を開ける。
すると

「・・・ん?ここはどこだ?確か僕は死んだはず・・・ここは天国?」
そういいながら目を擦り白木が目を覚ます。

黒百合は目に涙を浮かべながら
「一希君!!」
そう叫ぶ。
白木は驚いたように
「三葉!?これはいったいどういうことなんだ?!」
戸惑う白木に黒百合は謝罪の言葉を繰り返す。
「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
白木はそっと黒百合を抱き寄せると
「三葉。僕こそごめん。僕は君にひどいことをしてしまった。僕こそ謝らなくちゃいけない。」
黒百合は首を横に振りながら
「そんなことない!私が全部悪いの!!私は貴方を恨んで殺してしまった!」
白木も首を横に振る。
「僕は君に殺されるならいいと思っていた。だから気にすることないさ。それに、なんでかはわからないけど、こうしてまた会えた。それだけで僕は満足さ。」
黒百合は声にならない声をあげて泣いた。
そして、白木はふと探索者達に気づき、少し恥ずかしそうに話しかけてくる。
「貴方達が僕を助けてくれたのですか?だとしたらありがとうございます。」
そういって頭を下げる。
黒百合もここでハッとして探索者達のほうを向き、少し恥ずかしそうな顔をする。
「少し恥ずかしいところを見られてしまったわね。」
「本当にありがとう。貴方達のおかげで、私のやるべきことがわかった気がするわ。」
「私のやってきたことは許されることではない。だからこれからはその罪を背負って生きていくわ。」
「一希君も聞いて欲しい。私が犯した罪について・・・」
白木はその言葉を聞くと
「もちろん聞くさ。んでもってその罪は僕も一緒に背負っていく。もう僕は三葉を離さない!」
黒百合は驚いたように答える
「これは私の問題で。一希君には・・・」
白木は黒百合の頭をポンとたたいて答える
「僕が決めたことさ。三葉は気にすることない。だから一緒に・・・ね?」
黒百合は再び涙を流しながら答える。
「・・・ありがとう」

そうして探索者達と黒百合、白木はこの場を後にする。

二人は探索者達を見送ってくれる。

 

「本当にありがとうございました。このお礼は今度させてもらいますね。」

 

「本当にありがとう。私はもう迷わないわ。」

 

そういって探索者達と別れる。

 

別れてすぐに探索者のスマホに着信が入る。
スマホの画面に映るのは「非通知」の文字。
電話に出るとそれは探索者のよく知る声が聞こえてくる。
「ごっめーーん!しばらく旅に出てたんだけど、スマホ家に忘れちゃって!今さっき帰ったところなんだけど、もしかして連絡くれてた?」
「本当ごめん!今度ご飯でも奢るから!ね!!」

そんなやりとりの後、探索者達は家路につき、また平和な日常に戻るだろう。

 

そしてある日。一通の封筒が届く。
中には手紙と一枚の写真が入っていた。
差出人を見ると「黒百合 三葉・白木 一希」と書いてある。『17.プレイヤー資料:黒百合からの手紙』参照。『探索者様』という部分はそれぞれの探索者の名前へ置き換える。この手紙からは彼女の強い決意を感じることが出来るだろう。

 

同封されている写真を見ると、そこには、黒百合と白木が幸せそうな笑顔で写っていた。